「はじめちょろちょろ、中パッパ。
ぐつぐつ言うころ火を引いて、
赤子泣いてもふたとるな。」
これが、ご飯を炊くときの技のすべて。
飯ごう炊さんならではのコツは、
・お米の量り方は、中ふたスリキリで2合、外ふたスリキリで3合です。
・お米をいれ、研ぎます。水をいれ、ふたを閉めて、シェイクシェイク!
3回くらい水を入れ替えてしっかりシェイク!
・水を入れます。2合・4合の水のラインが、飯ごうの内側に記されています。3合なら、その2つのラインの中間まで水を入れます。
・精米後、約30分ほど水に浸してから火にかけます。
・弱火で5分、中火で5分、強火で5分が目安です。
・吹きこぼれたら、弱火に。(薪(マキ)をある程度除ける)
・そこから15分ほどぐつぐつと炊き上げの状態が続きます。
飯ごうに適当な棒をくっつけると、そのぐつぐつの振動が伝わってきますよ。
10分を過ぎると、この振動と、におい(嗅覚)で、こげすぎないように炊き上げます。
振動があるうちはまだ炊き上がっていません。こげすぎると、もちろん一気にこげくさくなります。
・最後に、蒸らします。蒸らしかたは、飯ごうを地面の上に、上下逆さにおき、もう15分ほど待てば蒸らしOK。このとき、絶対に飯ごうをたたかないでね!
・ふたは、そのままご飯のお皿にもなります。